このページついて
このページは東京大学 大学院理学系研究科 地球惑星科学専攻 宇宙惑星科学講座 の准教授 天野孝伸のページです.
私の過去の研究について詳細を知りたい奇特な方はGoogle Scholar または履歴書 (英語PDF, 業績リスト含む)をご覧ください.
研究
研究分野
- 宇宙空間物理学
- プラズマ宇宙物理学
興味対象
地球近傍から高エネルギー天体に至るまで普遍的に存在する宇宙プラズマ現象の理論的側面に興味を持って研究を進めています.特に力を入れているのは無衝突衝撃波の物理,高エネルギー粒子の加速と輸送,運動論的プラズマ不安定性の線形および非線形理論,プラズマシミュレーションの数値手法などです.
教育
主な講義・演習
- 大学院(地球惑星科学専攻) 宇宙プラズマ物理学I
- 大学院(物理学専攻) プラズマ物理学特論II
- 学部(地球惑星物理学科) 地球物理数値解析
- 学部(地球惑星物理学科) 宇宙空間物理学II
- 学部(地球惑星物理学科) 地球惑星物理学演習
大学院生の指導
地球惑星科学専攻 宇宙惑星科学講座の大学院生を指導学生として受け入れることができます.大学院受験に関する事務的な事柄についてはこちらをご覧ください.質問などは随時受け付けています.
やっていることは基本的にプラズマ物理学の研究であると言ってよいと思います.プラズマ物理学の観点から得られた知見を宇宙に応用することが多いわけですが,室内実験を対象にすることもありますし,宇宙への応用からは少し離れた純粋に理論的な研究を行うこともあります.また,大規模数値シミュレーションを用いた研究は計算科学としての色合いも強いです.もちろん研究スタイルは具体的なテーマに応じて変わるわけですが,大学院生の研究テーマは本人の希望や適正に応じて選定しています.
大学院での研究に最低限必要なのは物理系学部レベルの数学・物理に加えて計算機の知識です.大半の時間はコンピュータの画面とにらめっこになりますので,プログラミングが嫌いだったり,コマンドラインの作業が苦痛という方はやめておいた方が無難でしょう.一方で,宇宙に関することなど,専門的な知識は大学院に入ってから身に付けてもらえれば十分です.
研究の心得
世の中には研究室の学生心得(?)を公開されている先生がいらっしゃいます.
分野によって多少事情が違うところはあるかもしれませんが,基本的なところは変わりませんので参考にして下さい.
(このような文章を公開されている方々に感謝致します.)
発表の心得
以下のページに研究発表で気をつけるべき点がとても良くまとまっています.
スバラシイ!